【大阪府公立高校受験】自己申告書は時間かけなくてOKです | Amon個別指導学院/Amonのこども英語教室

【大阪府公立高校受験】自己申告書は時間かけなくてOKです

大阪府公立高校入試の制度をおさらい

ボーダーゾーン・・・

大阪府の公立入試の選抜方法にはボーダーゾーンという考え方が起用されています。
例示を用いて、ボーダーゾーンを説明しましょう。
募集人員 が200人だとして、総合得点の高い順に募集人員の 110%を設定。
200×110%=220人(合格者+ボーダー)
その中から、募集人員の90%合格。200×90%=180人
220-180=40人がボーダーゾーン。
そして、ボーダーゾーンの中から合格できるのは20人だけ。
その20人は、自己申告書に基づきAP(アドミッションポリシー)と極めて合致して者を選びます。
それでも決まらない場合は総合点の高いモノ順に合格者を決めていきます。
※自己申告書では、差が出ないので総合点で合格者が決まる!

自己申告書に時間はかけなくてOK

上記で述べた様に、自己申告書で合格はほぼ決まらないです。
塾や中学校で十分に練った自己申告書を書いているので差がつきにくくなっていることが原因となっています。
つまり、時間をかける必要はありません。

APで合格が決定する受験生は、全体の約0.6%です。
ただし、ギリギリの滑り込みを狙う人、ボーダーゾーンに入りそうな人は注意が必要です。
例えば、文理学科募集人数(つまり100%)が3440人で、そのうちのボーダーゾーンに入っていた人数が344人なので、AP合格者数が24人であることを踏まえると、ボーダーゾーンにはいった7%がAPで合格を決めているということになります。

参考:https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00430354/R03nyugakujokyogaiyo.pdf

アドミッションポリシーの読み解き方

自己申告書を執筆する際に気を付けてほしいことがあります。
それは、「書いてある言葉・言い回しを必ず文章に入れ込む」こと。
例えば、「天高」「藤高」「茨高PRIDE」「グローカル(global&local)」「ゼロ・プラスワン(0+1)」など、高校が独自に設定している言葉を必ず盛り込むことです。
そして、抽象的な表現や歴書(中1から時系列で書く申告書)は不要なので注意しましょう。 

関連記事

  1. 【高校受験情報】すぐにわかる換算内申点!(大阪府公立高校)

  2. 【2024年度版】高校入試に落ちてしまった時にやるべきこと